Wi-Fiでの通信が遅い‼︎ 確認・検討すべき4つのコト

2021年10月18日

皆さんこんにちは!
突然ですが、皆さんはご家庭や会社でWi-Fiを使っていますか?

おそらく皆さん使われているとは思いますが、使っているときに、
「読み込みが遅い!」「zoomが途切れる!」といった経験はないですか?

今日はそんな時に考えられる原因を対策と合わせていくつかご紹介します。

まずは、そもそもWi-Fiってなに?のところからおさらいしましょう。
無線LANと同じ意味で使われることが多いWi-Fiですが、厳密には少し違います。
正確には、ケーブルなしで機器同士をネットワーク接続する無線LANの規格(IEEE802.11)のことです。
とはいっても現在の無線通信可能な機器の多くがWi-Fi規格に準拠しているので、
世間では無線LAN=Wi-Fiという表現がされています。

では、おさらいができたところで、本題である4つの原因と対策をみていきましょう。

1.無線端末との間に物理的な障害物がある
例えば、Wi-fiルータとの間に壁があると、電波が届きにくくなり、Wi-Fiでの通信が遅くなることがあります。
特にコンクリートや鉄板でできた遮蔽物を通ると、電波は弱くなります。
そんな時にはドアを開けたりするだけでも改善する可能性があります。

2.電波干渉
今のWi-Fi電波は2.4GHz帯と5GHz帯の2種類が使用されています。
その中でも2.4GHz帯は他の家電製品にも使用されている規格のため、電波干渉を受けやすいというデメリットがあります。
ですので、そのような時には5GHz帯に切り替えてみたり、Wi-Fiルータを他の家電製品から離してみるのも一つの手です。

3.機器の不具合/設定やバージョンが不適切
皆さんもスマホの調子が悪ければ再起動したりしますよね?
Wi-FiルータなどのNW機器も同じで再起動するだけで改善する時があります。

また、それでも改善できない時には、設定やバージョンを疑いましょう。
Wi-FiルータのファームウェアやPCなど端末のWi-Fiドライバの更新がされていない時は、
アップデートしてみると改善できるかもしれません。

4.能力不足
そもそもルータの能力の限界よりも距離が遠く、電波が届いていないのかもしれません。
そんな時は、これは間に遮蔽物がある時にも有効ですが、Wi-Fiルータを高い場所に動かしたり、中継機やアクセスポイントを設置すると、電波が届きやすくなります。

それでも改善できない場合は機器や回線の劣化、能力不足かもしれません。
今よりも速度が速く、同時接続台数も多いWi-Fiルータへの買い替え、回線の変更やプロバイダの変更も検討したほうがいいかもしれません。

これ以外にもWi-Fiが遅くなる原因は他にもいくつもありますが、簡単な作業で改善できることもあります。
お困りの方は是非一度試してみてください!

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