とても大事な監視について〜SNMPとは?〜

2021年12月28日

皆様こんにちは!
インフラサービスチームです。

早速ですがこのブログを見てくださっている皆様に質問です。
皆様の会社では監視ツールを導入されていますか?
弊社ではネットワーク監視はIT運用の中でも大事なものの一つと考えています。
ですので、今回はとても大事な“監視”の中から、SNMPと呼ばれるものについてお話ししたいと思います。

“SNMP”って何?

SNMP(Simple Network Management Protocol)とは、
ネットワーク上にあるネットワーク機器を監視するためのプロトコルです。
簡易ネットワーク管理プロトコルとも呼ばれています。
要は監視するためのルールみたいなものです。

何ができるの?

ネットワーク上にあるネットワーク機器やサーバなどの状態、リソース、パフォーマンス、通信信号などを監視することで、
仮にネットワーク機器に障害が発生した場合など、どのネットワーク機器で障害が発生したのかをすぐに突き止めることができます。

構成は?

SNMPは、SNMPマネージャとSNMPエージェントで構成されています。
SNMPマネージャ:ネットワーク機器を監視・管理する側です。(ホスト側)
SNMPエージェント:ルータやスイッチ、サーバなどで監視・管理される側です。(クライアント側)

仕組みは?

SNMPマネージャは定期的に、各SNMPエージェントにリクエストを送信し、
SNMPエージェントから結果を受信することで、ネットワーク機器を監視しています。
そして、各SNMPエージェントからトラップと呼ばれる通知(何からの異常が生じた場合などに、SNMPエージェントからSNMPマネージャに送られる通知)を受信することで、
ネットワーク機器の異常などを検知します。

メリット・デメリットは?

メリット

・機器の販売元に左右されず利用が可能
・監視対象の機器に監視ツール固有のエージェントをインストールする必要がないなど、
監視を始めるための設定が簡単
・拡張性がある。

デメリット
・コマンドベース・テキストベースでの監視であること。
・ネットワーク機器の台数が増加すると管理の手間が増える

簡単にSNMPについてお話ししましたが、弊社では、ZOHO社のManageEngineが提供する“OpManager”を取り扱っております。
こちらもSNMPマネージャとして利用できる監視ツールのひとつで、ルーター・スイッチなどのネットワーク機器や、
Windows/UNIXなどのサーバーのリソース・パフォーマンス・通信信号などのパフォーマンス情報を監視し、一目で状況がわかるグラフで可視化できるツールとなっています。
もし現在ご検討中の方いらっしゃいましたら、是非弊社HPの問い合わせページからお問合せください!

弊社お問合せページ
https://www.next-jp.net/inquiry

サービス一覧
ITマネジメント

ITサービス(IT管理)

社内のIT運用をしっかりと管理する仕組み作りをお手伝いします

ITマネジメント

ITプラットフォーム

無停止サーバーやクラスターの導入でITを止めないシステムを