ネットワークエンジニアについて
みなさんこんにちは。
今日はインフラエンジニアの中でも特にネットワークエンジニアの主な業務や魅力などについて少しお話ししたいと思います。
ネットワークエンジニアとは?
ネットワークエンジニアとは、その名の通りネットワーク部分に携わるエンジニアです。
もう少し詳しく言うと、お客様の要件や要望を聞いての設計・構築、運用として設定変更や保守を行うことが業務になります。
ここで一つ例を出してみます。
家庭でネットワーク環境を構築する際の要件はなんでしょうか?
「インターネットに繋がるようにすること」、「Wi-Fiを使えるようにすること」、この2つがメインだと思います。
ですので、家庭では置くだけで使えるルータ等、設計や構築にあまり時間がかからないもので事足りるわけです。
これが企業になるとどうでしょうか?
上記の他にも権限やユーザによって利用できるネットワークを分けたり、セキュリティシステムを導入したりして、より慎重にセキュリティの部分を考えなければなりません。無線に関しても、事前に調査を行うなどして何台設置するのか、どこに設置するのか決めていく必要があります。また、対障害性を高めるために、冗長構成を組むこともあります。
このように、ネットワーク環境を作る、といっても考慮すべき事項は多岐に渡ります。
やりがいを感じるのは?
私がネットワークエンジニアをやっていてやりがいを感じるのは、ネットワークを構築した後、設計通りに通信できるようになった時です。
達成感とも言えるでしょうが、小さい頃に砂場でトンネルを作って開通した時とかに近いのかもしれません。
大変なところ
今の時代、ネットワークは電気や水道、ガスと同じように、使いたい時に使えることが当たり前になっています。
その当たり前があるために、使えないときには不満やクレーム、利益損失に直結するわけです。
そのため、なるべくユーザの利用に影響を及ぼさないように構築作業や設定の変更などの作業は、深夜に行うことも多いです。
また、障害が発生した際は、時間、休日問わず復旧のために対応を行うこともあります。
この辺りはネットワークに携わるということで避けては通れず、ネットワークエンジニアの大変なところと言えます。
最後に
どうしてもネットワークと言う部分は目に見えず、使えて当たり前のものであるため、陽の目を浴びない部分ではあります。
ですが、今回のブログを読んで、少しでもネットワークの部分に目を向けていただけたらと思います。