プロジェクトマネジメントについて④

2022年6月06日

経営管理部の坂田です。
このテーマで掲載を始めて早くも4回目、プロジェクトマネジメントの概要についてなんとなくイメージは掴めてきたでしょうか。
最後に、一番気になっているであろうマネジメント(管理)方法について、具体例を挙げながら説明させていただきます。
今回紹介するのはフレームワークの1つ、その名も【プロジェクトキャンパス】です。

このフレームワークは
①土台
②人材
③創造物
という3つのドメインから構成されており、どれもプロジェクトの成功に不可欠なものになっています。

まずは①土台=目的の設定から始めましょう。
当然どのプロジェクトにも目的が存在しますが、これを定義することは非常に大切なことです。
例えば、新たにAというシステムを導入する案が出たとします。
このプロジェクトの目的は何になるのでしょうか。
それは、Aを使って ”作業効率化や収益を実現すること” です。
システムの導入は手段であって目的ではなく、極端な話もっといい方法があればAの導入自体必要がないという結論になります。
「時間とコストをかけてAを導入したのは良いが、思ったより成果が上がらなかった」ということが無いよう、目的を明確にするようにしましょう。

②人材では、内外含めてプロジェクトに関与する全ての人の洗い出しを行います。
メインで進行を行う管理者やその後援者、受益者などの利害関係者もそれにあたります。
実行する際に必要となるスキルやかかる費用についてもここで意見を出し合いましょう。

最後に③創造物です。
このプロジェクトが何を生み出し、何を実現するのか(成果物)や、作業はいつ、どのように行われるのか(計画)などを定義します。

以上で完了ですが、ここで注意点があります。
それは、プロジェクト参加者の合意に基づいて作成を行うことです。
プロジェクトキャンバスは皆の役に立つものであり、それぞれの認識を揃える必要があるのです。
時間はかかりますが、全員でブレーンストーミングを行い※、納得がいくまで各ドメインとその構成要素について議論しましょう。

このプロジェクトキャンパスはプロセスの各段階の指針となり、プロジェクト中には、進捗状況の追跡と重要な要素・前提の有効性が失われていないかの確認として、終了後には、評価と得られた教訓を今後に活かすために使用することができます。
新しいモノが次々に生まれていくこの時代、目的を達成する手段は以前と比べて非常に多くなってきています。
柔軟性があり、必要に応じた迅速な変化を可能にする【プロジェクトマネジメント】に少しでも興味を持っていただければ幸いです!

※ブレーンストーミング
参加者が自由に多くの意見を出し合うことで、独創的なアイディアを引き出す集団思考法
①他人のアイデアを否定しない。
②自由に発言する
③質より量を求める
④アイデアを連想、結合する
以上、4つを基本原則とする。

出典元
「アジャイル化するプロジェクトマネジメント」(HarvardBusinessReview(2022.2):ダイヤモンド社)

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