あらためて「NEXTシステムズ」について、 NEXTシステムズのこれまで、(その4)「起業が目的?」
NEXTブログをご覧頂いている皆さん、こんにちは。
毎日暑い日が続いています、くれぐれも熱中症にはご注意ください。
熱中症になると脱水症状や熱の影響で、足が止まり動けなるそうです。
水分補給と身体の冷却をこまめに行いましょう。
さて、これまで長々と昭和のお話を書いてきましたが、そろそろ創業のお話しをしたいと思います。
2003年の秋ごろから勤めていた会社が騒がしくなりました。
「合併をするらしい」
これよりも10年以上前、1986年12月から1991年12月、日本はバブル景気と呼ばれる経済状況でした。
(Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/バブル景気)
そしてこちらが、1991年12月に崩壊。
この影響で、当時勤めていた日本タイムシェア(NTS)は、何度も何度も事業継続の危機を迎えていました。
1800名いた従業員も1000名ほどに落ち込み、事業を売却したり、給与条件を変更し、賞与の不支給など、色々な手を打ちながら生きながらえてきました。
しかし、いよいよ2004年1月、NTSの地方拠点を関連会社と合併統合させるとの発表が正式に社内にされました。
当時40歳、まさしく前厄の年となりました。
ぼんやりと単純に思ったことは、それなりに規模の大きい会社も無くなることがあるのだ、、、、、でした。
(後々調べてみると、帝国データバンクによれば、企業の10年後の生存率は約70%、20年後に約52%だそうです。
出典:https://keiei-support-plus-a.com/kaisha-setsuritsu/media/30nennseizonritu/)
そして、退職し、起業することに踏み切るのですが、なぜ会社を作るのかを毎日自問自答する毎日でした。
しかしながら自問自答もそうは長く続きません、熟慮できない性分もあり、こちらにある想いで、気合一発、会社をスタートさせました。
すでに世界では、1994年7月5日にamazonが、1998年9月4日にGoogleが、世界戦略を練って創業し、インターネット界隈を席巻し始めた2005年。
「私たちは、ITの恩恵を誰もが享受できる、次世代の社会システムづくりに貢献します。」
を起業理念とし、意を決して2005年2月22日に会社登記を行い、「NEXTシステムズ株式会社」を設立。
が、今振り返ってみれば、なんの勝算もなく、起業・創業することが目的だったように思います。
そしてそれは、これまで投稿してきた、「オープンソース」「クラウドサービス」のようなものは、まだまだイメージもできず、漠然と、ぼんやりとしながらの出発であり、行き先も決めないどうやっていいのかもわからないままの無計画な船出でした。
今更ながらですが、振り返ってみると冷や汗しか出ません。(家族には本当に申し訳なく思っています。)
次回は、この起業時の反省点を中心にお届けしたいと思います。
まだまだ続きますのでこの後も宜しくお願いします。