お金についての話~減価償却~

2022年7月11日

こんにちは!サービスデスクチームの坂田と申します。
皆さんは会計と聞くとどのようなイメージを持ちますか?
専門知識が必要・堅苦しい・難しいなどと感じる方が多いのではないでしょうか。
私もその業界に初めて足を踏み入れた時、全く同じ感想を持ちました。
しかし、ポイントさえ押さえてしまえば「なんだ、そんなことか!」とすんなり入ってくる分野でもあります。
そんなお金にまつわる話について、身近な例を挙げながら簡単にお話ししていけたらなと思います。

最初のテーマは【減価償却】についてです!

固定資産に関する会計処理である減価償却、すでに堅苦しさが全面に出た単語ですよね…
言葉の意味から紐解いていきましょう。
“減価”は文字通り価値の減少、”償却”は費用や恩恵の埋め合わせを意味します。
一言でいうと、【対象となる資産の取得に要した金額を毎年経費として配分する方法】となります。
まだイメージが沸かないと思いますので具体例を交えて説明しましょう。

①今年、営業活動に使う目的で300万円の営業車を購入する
②2022年度に全額費用計上する

この2つの処理を行うと仮定します。
一見、自然に見える対応ではありますが、ここで1つの問題が発生します。
それは「購入した営業車は数年間に渡って使用すること」です。
長期間の使用が見込まれる車や建物などの固定資産は必然的に高額となることが多く、財務諸表に与えるインパクトも他の費用と比べ非常に大きくなります。
それにも関わらず購入年度にまとめて計上!となると正確な経営状況が見えなくなってしまいますよね。

営業車を買った翌年に150万円のコピー機を買ったと仮定し、減価償却を行わない場合の費用の推移を見ていきましょう。

当然ですが、キャッシュが動いた2022年度と2023年度に費用が膨らみ、それ以降には一切の計上がされません。
こうならないよう、「長く使うものは、長い時間をかけて費用にしよう」という考え方が減価償却なのです。

では、どのように費用の分配を行うのでしょう。
固定資産には【耐用年数】、つまり「こういうモノなら大体このくらい使い続けられる」とされる年数が便宜上定められています。
上の例でいうと、車(普通車)が6年、コピー機が5年になります。
償却方法もいくつかありますが、一番シンプルな定額法に当てはめると、取得価額を耐用年数で割った金額(車:50万円、コピー機:30万円)を毎年費用として計上することになります。

外から見ると難しいことをやっているように感じますが、いざ触れてみると納得のいく処理なのではないかと思います。
会計にまつわる別のテーマについてまとめたいなと思っていますので、次回もお楽しみに!

〈参照〉
減価償却とは?:https://www.kh-tax.com/depreciation-cost/

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