「DX」とは

2022年8月09日

皆さんこんにちは、サービスデスクチームの森島です。
本日は、DXについてお話していきます。
「DX」最近よく聞くワードではありますが、皆さんどのくらいご存じでしょうか?
Digital Transformation、直訳でデジタルによる変革を意味しますが、かなりざっくりとしており、
なかなか具体的なイメージがしづらいのではないかと思います。
経済産業省の定義から引用すると DX とは、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、
データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、
ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立すること」と定義づけられています。
簡単にいうと「ビジネスで生き残るために IT を活用しながら時代の変化に対応し、
自社の競争力を高めなければいけないよ」、ということですね。

DX 化とは、今お話ししたような DX になった状態、
つまりデジタルを用いて競争上の優位性を確立した状態を指す造語です。
DX 化の目的は変革であり、業務の在り方を変える取り組みを指します。
混同しやすい言葉に IT 化という言葉がありますが、IT 化は IT を使って業務プロセスの効率化や
品質の改善を目指します。DX 化は目的なのに対して、IT 化は手段と捉えるとわかりやすいかもしれません。

DX 化の身近な例でいうと、自宅で映画などを視聴する仕組みが分かりやすいかもしれません。
ネットで映画やドラマが見られるビデオオンデマンドの登場でより便利になり、
収益モデルに関しては月額制のサブスクが一般的になりました。
“ITを駆使して組織全体の変革に取り組むこと”がDX化の根幹と言えます。

DX というものは大きく分けると IoT と ICT の二つから構成されると考えています。
IoT は Internet of Things(モノのインターネット)を意味し、
身の回りの様々なモノがインターネットとつながる仕組みを指します。
スマートウォッチやスマホで自宅の照明をコントロールする仕組みがそれにあたりますね。

一方で ICT は Information and Communication Technology(情報通信技術)、
従来の IT 技術にコミュニケーション機能を加えたものを指します。
簡単に言うと、PC やスマホを使った人から人への情報の伝達のことです。
現代の教育現場ではすでにタブレットなど教材が活用されており、
授業に使うだけではなく生徒情報の管理にも IT 技術が使われています。
また、最近では当たり前になりましたが、離れた場所でも顔を合わせて意思疎通が取れる
zoom を使ったオンライン会議も ICT の一例です。
このように ICT のメリットとして、利便性を高めることによる業務効率化や人手不足の解消があげられます。

会社全体の DX を進める足場となるのが、このコミュニケーションの部分だと言われています。
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