今さらですが、ウイルス感染の脅威と対策について

2022年8月25日

事業戦略チーム・高野です。私ごとでたいへん恐縮ですが、お盆前に新型コロナウイルスに感染してしまいました。
詳細な症状については、個人差があるため本ブログでの記載は控えさせていただきますが、
ウイルス感染により家庭、仕事、社会活動など各方面にご迷惑をおかけすることになりました。
そこでウイルス感染からの私の学びについて、本ブログを通じて共有させていただくことにします。

1.感染の経路

よくわかっていません。普段どおり通勤し、普段どおり執務し、手洗いうがいもしていました。
執務する机にはアルコールディスペンサーを置いていたのですが、割とこまめに消毒していたつもりです。
でも、事実として私はどこかの経路から感染しました。

★感染経路となりうるモノとの接触は社会生活上では避けて通れない。
必要な接触、不必要な接触を意識することで、感染経路となる接触は減らせる。
例)エスカレータがあれば、無意識に左手でつかんでいたことを反省

2.感染の脅威

私の感染は、イコール家族の感染でもありました。
私が媒介人となって、ウイルスを平和な家庭に持ち込むことになりました。
私だけの感染でも多方面に迷惑をかけるのに、家族の生活までも危機にさらし、
家族の先にいる関係者にまで迷惑をかけることになりました。

★感染の真の脅威は、感染ではなく感染拡大にあります。
罹患した当事者の周囲に罹患者を増やすことになります。
私は若いから、私はワクチンを打っているから・・・ということよりも
感染すれば感染拡大につながるということを再認識しました。

3.感染への対策

ここまで述べておきながらですが、やはり重要なのは「対処より予防」です。
私は毎朝検温してスマートフォンアプリに入力していましたが、今回の感染は体温の変化を
見事にすり抜けてしまいました。感染初期に気づくことができなかった事実を考えると、
やはり予防策が甘かったのではないかというのが、私の考えです。

★予防策について私なりの振り返りをもとにチェックリストを作成してみました。
みなさんはいかがでしょうか?

□手洗い、うがいに充てた回数や時間は適切か?
□社会生活上で最低限度の外出や対面機会に制限しているか?
□止むを得ず外出するときは、感染予防を意識して行動できているか?

上記チェックリストに関しては、私はすべてノーマークです。

4.最後に

これをITエンジニアが淡々と述べるだけでは、わざわざ社員ブログに掲載してもらい皆さまに読んでいただく価値がないと考えています。
上記の内容をITシステムに読み換えていただけると、ITシステムのセキュリティについて改めて見つめ直していただくための気づきとなれば幸甚です。

★感染や漏洩や侵入の経路
ネットワーク接続はITシステムを運行する上で不可欠なものです。
ネットワークを極端に制限することや一切使用しないことは、いまの高度IT社会では難しいです。
そこで本当に必要な接続(通信経路)を意識することで、感染や漏洩、侵入の脅威は減らせます。

★感染の真の脅威は、感染ではなく感染拡大にあります。
自システムだけの感染や漏洩や侵入が脅威の全てではありません。
むしろ、他社システムへのウイルス感染、他社システム情報の漏洩、他社システムへの侵入接続(踏み台)となることまでを想定した脅威への対策が必要です。
感染しないこと、漏洩しないこと、侵入されないことももちろん大切ですが、万一のときは、拡大させないセキュリティ思想も重要です。

★ITシステムに関するセキュリティチェックリストです。みなさんはいかがでしょうか?
□情報セキュリティ対策に充てている回数や時間は適切か?
□事業継続上での最低限必要な通信経路に制限しているか?
□許容する通信経路についても、感染や漏洩や侵入を意識して監視できているか?

以上です。
私の拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。

 

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