【士魂商才】「アリとキリギリス」:〔GoodMorningMail(第208 号)〕

2011年11月04日

メール配信をさせていただいている、皆様へ。
おはようございます、森島です。

また週末です。
週の間にお休みが入ると、
調子がなかなか出ないように思います。

今日は「曇り」の予報、週末は天気が崩れそうです。
よい週末をおすごし下さい。

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「アリとキリギリス」

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ギリシャ危機の対策が中心になった、G20(主要20カ国地域)サミット。
ギリシャの態度(発言?)にもめていますが、大きな不安材料がいくつもあるようです。

いろいろと読んでみますと、これは「アリとキリギリス」のお話です。

「アリ」はドイツを筆頭とする欧州各国、「キリギリス」は言わずと知れたギリシャ。

ドイツはEUやユーロができたことで経済的な恩恵を受けてはきたようですが、
厳しい財政規律を保ち、賃金抑制にも努力し、更に対外経済努力も続けてきた。

片やギリシャは金融危機に関する様々な提言があったにもかかわらず、
自助的な対策をほとんど打っていなかったとされます。
財政のムダを削減できず、無駄金を使ってきた「キリギリス」。

寓話の中では、「アリ」は支援を断って「キリギリス」は死んでゆくのですが、
欧州危機の問題はこれでは終了しません。

この「アリとキリギリス」が同じ家族になってしまったからです。

「アリとキリギリス」は欧州連合条約により設立された、
EU:欧州連合(おうしゅうれんごう)となり、ヨーロッパの地域統合体として
運命共同体となりました。

つまり、「キリギリス」が使った無駄金による借金返済の負担を
「アリ」も負担をせねばなりません。

さらに、G20サミットで提示された救済条件をギリシャが
「国民投票にかけなければ」などと言っていると、「アリ」側の
市民感情は如何ばかりかと推察します。

リーマン・ショックの時もそうでしたが、
経営破綻した証券会社の幹部が、税金で投入された資金の中から
ボーナスを受け取ってやめていった場面がありました。
今回は、同じように「キリギリス」が得をするという
光景が見られないことを願っております。

もしそうなると、巨大な「アリ」の市民暴動まで、
発展するのではないかと危惧しております。

ちなみに「アリ」は、
ドイツ、フランス、オーストリア、オランダ、フィンランド、です。

「キリギリス」は
ギリシャ、アイルランド、ポルトガル、などです。

規律を作り、守り、努力する国が結局は強いようです。

それでは今日も一日宜しくお願い致します。

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/森島 潔

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