【士魂商才】「無敵国外患者、国恒亡」:〔GoodMorningMail(第21 4号)〕
メール配信をさせていただいている、皆様へ。
おはようございます、森島です。
今日の天気は「晴れ」だそうですが朝から薄曇り、
いよいよ肌寒くなって来ました。
そしてそれより、肌寒くなってきたのがホークス。
ホーム2連敗はまずいですね。次は名古屋ですが、
必ず帰ってきて欲しいものです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「無敵国外患者、国恒亡」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いよいよ、TPPへの参加表明をしましたが、
TPPは、
環太平洋・アジアに関わる貿易協定のルール作り、
ここの交渉を関係諸国とやっていくわけですが、
首相のコメントを聞いていると、
「米国と一緒にこのルール作りに取り組みます。」
とということを言われています。
果たして今の日本は自分の国の交渉を自分でやって自立できる、
そんな強い国なのでしょうか。また、米国とタッグを組んで、
アジアをリードする米国にとって魅力を感じる国なのでしょうか。
本日のタイトルは、孟子の告子章句下の
「敵国外患なき者は、国つねに亡ぶ」という言葉ですが、
渋沢栄一氏が、その著書「論語と算盤」で引用されています。
「国家が健全なる発達を遂げて参ろうとするには、
商工業においても、学術技芸においても、外交においても
つねに外国と争ってこれに勝ってみせるという意気込みが
なければならねものである。」
と言われ、正しい競争の中でしか国は発展しない、
国も個人も競争の中で自分を磨き成長せよ、
そして結果的な国力の向上を訴えられています。
しかしながら、「米国と一緒に」などと言われると、
根本的な所が米国頼みで、
「宜しくお願いします。日本はサポートに周ります。」
のように聞こえてしまいます。
競争の中で国力を向上されるというその意気込みはあるのでしょうか。
実際にTPPへの参加をするとなると、複数国が納得できる
貿易ルールの作成が必須で、この中で自国の要求を主張し、
他国からの要求を受け止めて、国内の産業のデメリットを
最小限にする、などの大変な交渉が待っております。
今の日本の政治の世界で、
こうした商業的な要素の強い交渉が出来る人は誰なのでしょうか。
ちょっと頼りなさを感じます。
いっそのこと、
・海外との契約交渉に長けた民間のビジネスマンや
・海外展開を得意としている企業の経営者の方
など、海外との交渉の実績豊かな方々にお願いしたほうが、
新しい日本の外交にとってメリットが大きいのではないか、
と考えるのはあまりにも無責任でしょうか。
いずれにしても、これからの大グローバル時代を乗り切る
ひとつのキャスト(配役)は「ネゴシエーター」がその大きな
役割を担うことは確かではないでしょうか。
以前、「新たなるリーダー」という配信をしましたが、
「ネゴシエーター」も「新たなるリーダー」の要素のように思います。
今週も始まりました、
それでは今日も一日宜しくお願い致します!
【ご案内】
当社が加盟していますUOSグループにて
『地域社会とIT』をテーマに、
福岡大学の田村馨教授の講演会を開催します。
どなたでも無料にて参加できます。
お問い合わせは当社までご連絡をお願いします。
詳細はこちらをご参照下さい。
http://www.next-jp.net/news/1394.html
※本メールは当社メンバーが名刺交換をさせていただいた方や
セミナーにお見えいただいた方に配信させていただいています。
お断り無くメーリングリストに入れさせていただいている方もいらっしゃいます。
不要な方は、大変お手数ではありますが、以下の配信解除用のURLより、
メルマガの削除手続きをお願いします。
配信停止
https://a04.hm-f.jp/index.php?action=C1&a=255&f=2&g=1&c=301&code=6cc9f1de8d844c5b39f04393876a4abe
メルアド変更
https://a04.hm-f.jp/index.php?action=M1&a=255&f=3
バックナンバーはこちらです。
http://www.next-jp.net/category/blog/mailmag
/森島 潔
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
NEXTシステムズ株式会社 〒812-0016
福岡市博多区博多駅南2-1-5博多サンシティビル4F
TEL(092)452-1108 FAX(092)452-1109
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆