【士魂商才】「『定石』と『進化』」:〔GoodMorningMail(第222 号)〕
メール配信をさせていただいている、皆様へ。
おはようございます、森島です。
今週はいよいよ12月に入ります。
あっという間の1年ですが、いよいよ
取りまとめの時期となりました、皆さんは如何でしょうか。
今日は終日「曇り」の予報です、良い一日となりますよう。
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「『定石』と『進化』」
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「解決は進歩を、進歩は問題をはらんでいる」
この言葉は、囲碁棋士「藤沢秀行」さんの生前の言葉です。
藤沢秀行さんは、
囲碁棋士としての棋風は豪放磊落、厚みの働きを最も良く知ると言われ、
その私生活も破天荒で「最後の無頼派」と称される棋士だったそうです。
藤沢さんは
人間の厚みを「石の姿」に例えられ、実利と信頼の関係を常に
語られたそうです。
本日の配信は、藤沢さんの言葉をそのまま頂きます。
以下引用、
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「解決は進歩を、進歩は問題をはらんでいる」
勝つことで強くなるのか、強くなることで勝つのか。
これは同じことだと思うかもしれないが、決して同じではありません。
まず最初に定石、
(※昔から研究されてきて最善とされる、きまった石の打ち方)
が打たれる。
定石はその定石から発展して布石を形成し、布石は中盤を、
中盤は終局へと発展する。
しかし、この展開は常に問題をはらんでいます。
一つの問題を解決することによって、さらに次の問題が提起されてくる。
常に解決は進歩を、進歩は問題をはらんでいる。
このように変化と人間の頭脳は無限に発展していくのです。
この無限の変化発展に対応する定石を究め尽くすことは、
いかなる達人といえども難しい。難しいことではあるが、
それでもなお究め尽くし、揺るぎのない「石の姿」を形成していこうとする。
それが芸ということです。私は何よりもそれを大切にして碁を打つ。
これがしっかりできれば、勝ちは結果として出てくるということです。
このことは、「厚み」と「実利」というふうに、
いい換えることもできると思います。
厚みとは弱点のない、しっかりした「石の姿」です。
実利は対局者いずれかの領分(地)のことだと思ってください。
厚みを重んずればどうしても実利を失うし、実利を重視すると、
厚みを失うことになる。
厚みは信用で実利は現金のようなものです。
いま現金を取るよりも信用を取ったほうが、いまは損なうようでも
将来は何倍もの利になる、ということですね。
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(以上、引用おわり)
あっさりと事業、ビジネスの悩みを表現して頂きました、
「信頼」と「利益」誰しもが考えさせられる課題ですが、
「芸」がしっかりしていれば、結果は自ずと出てくる、
やはりまずは、自分磨きということですね。
「問題がある」ということは「進化」をしている、
と信じて進んで行きましょう。
それでは今週も宜しくお願い致します。
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