【士魂商才】「執行猶予期間」:〔GoodMorningMail(第226 号)〕

2011年12月02日

メール配信をさせていただいている、皆様へ。
おはようございます、森島です。

師走の月に入りました、本当にあっという間に
時間が過ぎてゆきます。
今日ももうお昼です。
配信遅れの言い訳にはなりませんが。。。

本日の天気予報は「曇りのち雨」、雨でまた冷え込みそうです。
体調管理にお気をつけ下さい。

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「執行猶予期間」

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金曜日は苦手な金融の話題です、簡単に噛み砕くことができず
歯ぎしりをする思いです。

欧州危機に端を達している成果経済崩壊の不安の中、
相変わらず円高は続いているようですが、財政再建のなかなか
進まない日本の円がなぜ強いのでしょうか。

東洋経済誌の記事によると、
世界景気への懸念や金融システムについての不安が高まり、
リスクを回避する雰囲気が強まってくると、資金が円に
還流してくる傾向があるそうです。

この構図は、

先進国と呼ばれる国々の多くが、日米を除きEUに集まっているため、
ギリシャ危機に始まった欧州各国の国債に対する信用不安を原因に

・外貨が円建ての預貯金に流れ、
・この預貯金が銀行や保険会社を通じ、
・国債の消化に充てられる。

こうして円を買う動きが活発になり円高が収束しない、

という事になっています。

ですので、日本の国力が強いのか弱いのかわからないのに
円だけは強くなっていっている形になっています。

さて、11月にイタリアの国債金利が7%を突破したそうですが、
国債金利が上がるということは、国債に対するリスクが上がると想定し
信用が落ちるということを意味しているようです。
イタリアの7%に対し日本の国債は11月10日には1%を割り込んでいました。

日本の国債に対する買いの意向が強くなった状況です。
いまだ日本国債の評価は高いのかもしれません。

日本政府の債務残高は、
1000兆円を超え世界一、片や国民の金融資産の保有残高は
一説には1500兆円と、お上が庶民にお金を借りている構図になっています。

日本の国債に資金が流入するのも現在の保有者が国内に多く存在するからです。

日本政府の財政再建の施策がなかなか実行されない中、
いつまでこういう状況が続くかは不明ですが、
現在の野放図な財政支出が続いて、
「財政赤字」が「民間貯蓄」で賄えない規模になってしまうと、
一気に恐慌が訪れる危機への要素を大きく孕んでいるといえるようです。

何事にも「執行猶予期間」というものはありますが、
いつまで許されるのでしょうか。

がんばれニッポン。

それでは今日も一日宜しくお願い致します。

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/森島 潔

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