【士魂商才】「風が吹けば桶屋が儲かる」:〔GoodMorningMail(第 254号)〕
メール配信をさせていただいている、皆様へ。
さて本日2回目の配信です、
「風が吹けば桶屋が儲かる」
というテーマでお送りします。
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「風が吹けば桶屋が儲かる」
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経営戦略の考え方の一つに、
「因果関係理論」
のようなものがあります。
ざっくりとになりますが、
「風が吹けば桶屋が儲かる」
ということではないかとこの頃考えます。
この頃は耳にすることが少ないのですが、
「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉が
昔から気になっておりました。
風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)とは、
日本のことわざで、ある事象の発生により一見すると
全く関係の無いような思わぬ所・物事に対して影響が出ること
の例えである。
江戸時代の浮世草子『世間学者気質(かたぎ)』巻三
(無跡散人著、明和5年、1768年)が初出である。
※ただしここでは、「桶」のかわりに「箱」であり、
「風が吹けば箱屋が儲かる」などの成句の形では書かれていない。
(Wikipediaより)
今日の大風で土ほこりが立ちて人の目の中へ入れば、
世間にめくらが大ぶん出来る。
そこで三味線がよふうれる。
そうすると猫の皮がたんといるによって世界中の猫が大分へる。
そふなれば鼠があばれ出すによって、おのづから箱の類をかぢりおる。
爰(ここ)で箱屋をしたらば大分よかりそふなものじゃと思案は仕だしても、
是(これ)も元手がなふては埒(らち)明(あか)ず。
つまり、
大風で土ぼこりが立つ
土ぼこりが目に入って、盲人が増える
盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
ネコが減ればネズミが増える
ネズミは桶を囓る
桶の需要が増え桶屋が儲かる
というものです。
経営戦略においても、こうした因果律を持ち込みましょう、
というのが「因果関係理論」のようです。
よくビジョンを示せと言われるのですが、
みんなの興味を引く「物語」を書くことが、経営戦略の
骨子なのかもしれません。
本日もお疲れ様でした!
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