【士魂商才】「問われているのは『付加価値』」〔GoodMorningMail( 第304号) 〕
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平成24年12月20日【士魂商才】〔GoodMorningMail(第304号) 〕
■「問われているのは『付加価値』」
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衆議院選挙は、自民党の圧勝で終わりました、
選挙前から予想されていたこととはいえ、
あまりの圧勝と戦後最低とも言われる投票率に
今後について若干の不安を覚えました。
国民は変わることを選択したのか、そうでないのか。
これが現実なのでしょうか。
■今日の言葉(100日100言その23)
自分の胸を三度叩いて、正しいと思ったことはやる
組織の力に負けて、口をつぐんでいても事態は改善しない
…………………
中條高徳(アサヒビール名誉顧問)
※一度、自分の価値観の棚卸でもして、
正しいことを再認識する必要があると考えています。
本日は、
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【「問われているのは『付加価値』」】
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というテーマでお伝えします。
先週の土曜日は本年最後の、「天神南木鶏クラブ」の勉強会に
参加して参りました。
このクラブは、月刊誌「致知」を教材にして、
・日本のことについて
・リーダーについて
・人間力について
などを、学ばせて頂いているもので、毎月例会を開いています。
今回は、五木寛之さんの記事について議論しましたが、
満80歳を迎えられた五木さんは、
「日刊ゲンダイ」の連載を37年間、1日も欠かすことなく
続けられているそうで、高齢になってもこうした日々の
お仕事をコツコツと続けられており、また、来年から
『親鸞』の第3部完結編の新聞連載も始められるそうです。
こうした人間力に感嘆しながら何とか自分のものにならないかと
苦心惨憺して勉強しております。
■【「問われているのは『付加価値』」】
さて、話は変わりますが、
先週の、「不易流行」というテーマの配信に、
ご返事を頂きました。
そのメールで、経営の指南本をご紹介いただきました。
(早速、購入して読了しました、ご教授ありがとうござました!)
その中に、経営における「不易流行」の記述がありました。
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・マトリックス経営
・フレックスタイム
・Z理論
・カンバン方式
・SIS(戦略情報システム)
・コーポレート・ガバナンス
・アウトソーシング
など、
これらが、「流行」にあたる経営キーワードである
決して、「流行」を否定するわけではないのだが、
「不易」と互いに補完しあうものではないと、
ただの「流行キーワード」になってしまう。
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とありました。
「不易」の部分が欠落すると、
いずれも過去のキーワードになってしまいます。
やはり、普遍的な何かが必要のようにおもいます。
■「付加価値提供業」
この本の中で、印象的であったのは、
「すべての会社は『付加価値提供業』である。」
という一文でした。
「モノやサービスをつくること」
が、企業活動の本質なのではない、
モノやサービスをつくり提供することを通じて、
「付加価値を提供すること」
こそが本質なのである、
と言われています。
■「顧客満足」
それは何故か、
企業の収益は、「顧客満足」からしか生まれないからです。
モノでもサービスでも、何らかの価値をお客様が
感じなければ取引は成立しません。
満足が発生したり、満足を期待させることが出来なければ
大切なお金が、財布から出てゆかないからです。
・
・
・
確かに。
経済が成長している過程では、モノを作れば売れる、
サービスを作れば売れる、
こうした事が成立していたのかもしれませんが、
市場が成熟すると、つくるだけでは売れなくなります。
差別化や独創性など、付加されたものがなければ、
市場の中に埋没してしまいます。
どの市場も成熟すると「付加価値」を提供せずには
事業自体が継続して行かないようです。
われわれが提供できうる「付加価値」とは何か、
を、もう一度考えてみる必要がありそうです。
「不易流行」の「不易」は、
常に「付加価値を提供し続ける」という心なのかもしれません。
それでは今日も一日宜しくお願い致します!
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