アップル銀行

2023年6月07日

6月になりました。ほんの1か月前に「新緑の季節、冬から春への陽転が終わりいよいよ清々しい季節になりました。」と書いたばかりですが、もう梅雨入りしたようで、時の流れの速さに唖然としています。(唖然としている間にまた時は過ぎますが、、)

さて、

「GAFAの一角・アップルが、大手銀行の400倍の好条件を引っ提げて、先月アメリカで預金サービスに電撃参入! その狙いは? なぜ今? 採算は合うの? これらの疑問をひもといていくと、アップルがもくろむビジネス戦略が明らかに! そして、この"神銀行"は日本にも進出するのか!?」こうした記事が、GW明けにネットを賑わしていたようです。話題を呼んだのは、4.15%という高金利ということですが、これは米国最大手のJPモルガン・チェース銀行の普通預金金利の400倍以上の水準ですので、インパクトのあるニュースだったと思います。ただ、このニュースの根底には、「他社との協業」という、経営ベースの戦略があります。
預金サービスを始めるに当たり、アップルは米国大手銀行のゴールドマン・サックスと手を組んだそうです。預金サービスの利用者は、実は、ゴールドマン・サックスに預金口座を開くことになるのです。

アップルは、ゴールドマン・サックスが持つ金融機能を活用した直接的な資金調達、ゴールドマン・サックスはアップルが持つ16億人もの個人情報を利用した営業展開、こうした戦略が根底にあるとのことではないかと想像しています。
デジタル化の流れに応じ、「フィンテック」「アグリテック」など「〇〇+Tech」という動きの次の段階として、こうしたそれぞれの企業が持つ機能を活用し、「機能のレバレッジ」を形成する動きが活発になることも想像されます。

当社でも、パートナー協業戦略を経営戦略の大きな柱の一つとして位置付けており、UOSグループをはじめとして、「福岡情報ビジネスセンター」様、「さくらインターネット」様、「かもめエンジニアリング」様、など多くのパートナー様との事業戦略を展開していますが、こうした協業で必要なのが、「自主独立・自主自立と協調」です。そしてお客様も含めた対等なパートナーシップを形成する上でも、「自主独立・自主自立と協調」が重要だと考えています。
「自主独立・自主自立と協調」
こうした企業風土を育んでいくことが成長の一つの鍵であるとも考えています。あらためて人間力に関わることが重要で、日々学んでいかねばならないと、アップル銀行の話題で思った次第です。

6月は、梅雨・夏至と季節の移り変わりも楽しめそうです。今月も宜しくお願いします。

(出典元)

「週プレNEWS」
https://wpb.shueisha.co.jp/news/economy/2023/05/10/119351/

「Yahoo!ニュース」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff589406043a369ee2d0b7348af44fc596ce6ed5

「東洋経済オンライン」
https://toyokeizai.net/articles/-/669199

https://toyokeizai.net/articles/-/669430

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みらいの森を作ろう!〜植樹ボランティア、UOS九州支部の活動〜

2023年5月26日

当社が加盟します、ユーオス・グループ(以下、UOS)の九州支部では、2016年以来(コロナ禍の期間、2020年、2021年を除く)、家族ぐるみの地域を学ぶ活動として、(国営)「海の中道海浜公園」にある『環境共生の森』にて植樹ボランティアを実施しています。

第6回目に当たる本年は、UOS九州支部会員の社員や家族を中心に大人27名、子供5名の方が参加しました。

環境共生の森(愛称:みらいの森)は、苗木を植えた子どもたちが森の成長と共に大人になり、またその子どもたちが森づくりを受け継いで育んでいくという「ゼロからの森づくり」をコンセプトに、地域の皆さんと公園との協働で長い年月をかけて森を育てていくエリアとなっています。

環境共生の森(みらいの森)
https://uminaka-park.jp/facility/mirainomori/

また、みらいの森は、福岡市営地下鉄の敷設にあたり地下掘削で出た土を集めてできているそうです。そして植樹をする木の種類は、志賀島の雑木林の種類と同じものだそうです。燦々と輝く太陽の下、潮風を浴びながら気持ち良く作業することができました。

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要求定義とRFP

2023年5月15日

こんにちは、インフラサービスチームの吉野です。
今回は要求定義について少し書いてみたいと思います。

要求定義とは
似た工程で「要件定義」というものがありますが、これは要求定義の内容を精査して、実際にどのような手段・機能で実現していくかを整理する工程です。
では、要求定義とは何でしょうか?

要求定義とは、システムやソフトウェア、サービスを導入するにあたって、要望・要求事項を明確に定義する工程のことです。
簡単に言うと、「実現したいこと」を「要求事項」として整理するプロセス、とも言うことができます。
例としてITインフラの目線で挙げると、「今よりも通信速度を速くしたい!」、「どこででもネットワークに繋げられるようにしたい!」といったことが「要求事項」となります。

要求定義の進め方
要求定義では、要求したいことを漏れなく・明確にしていく必要がありますが、だからと言って誇張したり、詰込みすぎると以下のような失敗を招く恐れがあります。
・不要な機能が実装されてしまう
・余計な予算・期間が必要になってしまう
・複雑になりすぎて本来達成すべき要求事項が抜け漏れてしまう

ですので、実際に進めていく際には、まずはしっかりと現状(As-Is)を把握することが大切です。
その上で、把握した内容を分析することで本当に必要な要求事項を洗い出し、無理・無駄のない将来像(To-Be)を描くことができます。

また、この工程では最終的に「要求定義書」として整理することが多いですが、ここでしっかりと文書として明示化しておくことで、導入前のテストや実際に導入した後の効果測定での評価項目を明確にすることができます。

要求定義のその後
要求定義で要求事項を整理できたら、この内容に「予算感」や「スケジュール感」といったことをプラスすることで、「RFP(提案依頼書)」、「要件定義書」を作成することができます。
つまり、要求定義は後の要件定義といった工程の元となるものであり、プロジェクトのゴールが本当のTo-Beからずれた形で進まないようにするためにも、重要な工程であると言えます。

最後に
今回は“要求定義”というテーマでお話いたしましたがいかがでしたでしょうか?
要求定義はプロジェクトの最初に行われる工程ですので、ここが曖昧だと後の工程にも大きな影響が発生してしまいます。
依頼する側も依頼される側もスムーズにプロジェクトを進めることができるよう、きちんと整理して、ITの恩恵を享受していきましょう。
最後まで御覧いただきありがとうございました。

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介護について

2023年5月08日


サービス開発チームの濵本です。

最近、我が家でも、介護について考える時間が多くなって来たので、整理してみました。

<介護の方法>
大まかに言って、介護の方法は、自宅介護と、入院や介護施設を利用する方法があります。
自宅介護では、ヘルパーさんに日常生活の補助をしてもらったりします。デイサービスを週に何回か利用することもあります。動けるときは、自由に動き回る事ができます。ただ、家族もある程度、生活を助ける必要が出てきます。入院や介護施設に入る場合は、家族の負担は減ります。その分、お金はかかります。入所先のルールに従わないといけないので、自由は制限されます。
私の父は、長くパーキンソン病を患っていて、何度も入院しているのですが、自宅にいる方が好きなようです。その時は、結構面倒を見ないといけないので、大変です。

<入所費用>
入所にはお金がかかります。病気による入院なら、高齢者自己負担1割で済みます。父の場合は、入院費月3万円+洗濯代6000円+おむつ代くらいで済みます。
老人ホームや特別養護老人ホーを利用する場合は、最低月10万円はかかるようです。安い所は、なかなか空きが出ません。私が予約した所は、女性入所者が8割くらいでした。民間の介護保険に入って、備えておくことも必要だと思います。

<支援サービスや相談窓口>
支援サービスや相談窓口を利用することも大切です。父の場合は、24時間サポートで、服薬やオムツの交換をしてもらっています。週2回のデイサービスで、リハビリや入浴もしてもらっています。分からないことも多いので、地域の社会福祉協議会の方に相談しています。病院との仲介や、介護施設の紹介をしてもらっています。とても助かります。

<注意点>
1.安全確保
介護を行う上で、まずは被介護者の安全確保が重要です。転倒や火傷、誤飲などに注意し、環境の整備や介護用具の適切な使用、身体的なケアなどを行い、安全を確保することが必要です。

2.意思の尊重
被介護者の意思を尊重することが大切です。介護の必要性や方法、生活スタイルなどを事前に話し合い、共通の理解を持っていることが望ましいです。また、自分自身の意思を示すことができない場合には、かかりつけ医などと相談し、適切な措置を取る必要があります。

3.コミュニケーション
介護を行う上で、被介護者とのコミュニケーションが重要です。相手の気持ちや意見をくみ取り、尊重することで、信頼関係を築くことができます。また、介護の情報共有や連絡網の確保も重要です。

4.自己ケア
介護を行う人自身の健康管理も重要です。適切な栄養や睡眠、運動を心がけ、自分自身のストレスや負担にも注意しましょう。また、介護の負担を軽減するために、支援サービスや相談窓口などを利用することも大切です。

5.専門家の相談
介護には様々な専門的な知識が必要です。病気やケア方法などに関しては、かかりつけ医や看護師、介護士などの専門家に相談することが重要です。また、介護保険制度や介護サービスなどについては、各自治体の介護課などに相談することもできます。

<まとめ>
介護は、誰にでもやってくる問題です。仕事優先に考えていても、結構時間も取られてしまいます。精神的負担も大きいです。お金もかかります。やはり、支援サービスや相談窓口を利用する事が大切です。分からないことが多いですから。
それから、介護される人の気持を考えてあげることも重要です。でも、あまり考えすぎないようにすることも大事と思います。
自分自身が介護を受ける日が来ることも、考えておく必要もあると思います。

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ニッポンのクラウドは、、、、、

2023年5月01日

残りあと3年、2025年度運用開始の予定で、進められている「ガバメントクラウド」。

日本政府・自治体が使う共通クラウド基盤を定め、サーバ導入・運用コストの削減や、データ連携のしやすい環境作りを目指す取り組みです。対象サービスとしてAWS、Azure、Google Cloud、Oracle Cloudなど、外資系のクラウドが選ばれておりますが、令和5年4月3日改訂段階では、国産サービスはひとつもありません。

ガバメントクラウド>(デジタル庁HPより)
https://www.digital.go.jp/policies/gov_cloud/

次世代の日本の行政や経済を支える社会基盤となるITサービスのプラットフォームが全て海外サービスを活用せざるを得ない、我が日本です。上記のクラウドサービスは世界でしのぎを削っているサービスで次々と機能強化を行い進化しているサービスですので日本政府より選択されることは理解できますが、やはり現在の状況には複雑な思いがあります。

これまでもお伝えしている通り、当社としては変わらず、和製クラウド事業者「さくらインターネット」のサービスを軸として、「データセンターソリューション」「クラウド化ソリューション」「IT管理ソリューション(MSP)」など、地域のDX推進への取り組みに寄与することをミッションに活動を推進していきます。そして近い将来、ガバメントクラウド領域の参入もしていきたいと思います。

と、ここまで書いて社内査閲に上げたところで、指摘を受けました。

「どうして”さくらインターネット”なのですか?」

確かに。。。。。

私の場合、語彙力が乏しいせいか、なんでも感覚で決めてしまっていると思われていて、「理解ができません!」という声が、社内で多く発せられます。

ということで、「なぜ”さくらインターネット”か?」を考察してみました。

理由その1.社名です。

当社は、ロゴの配色を「春・夏・秋・冬」にちなんで決めました。日本情緒的な感性を大事にしたいと思ったからです。
ですので、「さくら」という社名に惹かれました。

理由その2.優しかったから。

2005年に独立した際に、会社の登記からロゴ制作やメールサーバー立ち上げまで一人でやってみました。その時のさくらインターネットさんのサポートの方が、丁寧で優しかったからとても良い印象を持ちました。

理由その3.分かり易かったから。

レンタルサーバーだけでなく、専用サーバーやVPSの利用申し込み手続きに始まり、管理コンソールなどもわかりやすく、バリバリのエンジニアでない私にも容易に申し込みからサーバー操作ができました。

理由その4.お試ししやすかったから。

ご存知の方も多いと思いますが、さくらインターネットのサービスには2週間の試用期間がついています。当社ではこの2週間の間にVPSを使った、新入社員向けサーバー構築の「腕だめし」を行います。これは本当にありがたいサービスです。新人エンジニアも2週間でパフォーマンスを出せるように集中します。

理由その5.やっぱり頑張って欲しいから。

冒頭に書きました通り、やっぱり日本人として「国産」を応援したくなります。
と、結局は感性的な理由にはなりますが、それでも「頑張れニッポン」の思いです。

ということで、具体的な「推しポイント」や特徴を、さくらインターネットの社員さんに聞いてみました。

「ニッポンのクラウド」としての推しポイント。

①ISMAPへの登録
・「さくらのクラウド」はISMAPに登録されている。
・ISMAPとは政府情報システムのためのセキュリティ評価制度。
https://sakumaga.sakura.ad.jp/entry/ismap

②ガバメント領域への取り組み
・2022/04に「ガバメント推進室」を立ち上げた。
・今もなお人員拡充を進めており、ガバメント領域での存在感を高める活動を行っている。
https://sakumaga.sakura.ad.jp/entry/government-1

③日本のエンジニアに多く利用されている
・Qiitaの「エンジニア白書」の「勤務先で導入しているサーバ」にて、3大メガクラウドに次いでランキングされている
https://cdn.qiita.com/assets/public/white_papers/2022-2960adf3d5e9e0c815f226960952162b.pdf
(P.24~25)
・Qiitaの読者の中心はエンジニアであり、その認知度が非常に高いといえる

このほか、

・創業から27年間培ったブランドと40万超の顧客基盤
・国産クラウドとしてトップシェアの利用実績
・法人だけでなく個人向けにもサービスを提供し、様々な運用ナレッジを蓄積
・ガバメントクラウド登録に向けて政府省庁からの期待値も高い
・IoTやGPU等の最新の技術分野にも裾野を広げている
・会社の方針にある通り「やりたいことをできるに変える」ため、ユーザの声を大事にしている
https://www.sakura.ad.jp/corporate/corp/ideology.html
・スタートアップ支援にも積極的
・高品質なITインフラの保守運用
・国産クラウドであり、為替による料金変動なし
・月額料金はプランに応じた定額、データ転送量による従量課金なし
・クラウドと専用サーバ(物理)のハイブリッド構成可能
・BCPの一環として災害の少ない石狩データセンターを使った災害対策(DR)の構成を簡単に実現可能
・機械学習、ディープラーニング向けのGPUサーバプラン

など、たくさんの特徴も「あり」です。

ということで、

「ニッポンのクラウドは、”さくらインターネット”」

今後とも宜しくお願い申し上げます。

クラウドサービスでお困りの方は、こちらからお気軽にお問合せ下さい。

 

 

(ガバメントクラウドとは、)
政府共通のクラウドサービスの利用環境です。クラウドサービスの利点を最大限に活用することで、迅速、柔軟、かつセキュアでコスト効率の高いシステムを構築可能とし、利用者にとって利便性の高いサービスをいち早く提供し改善していくことを目指します。地方公共団体でも同様の利点を享受できるよう検討を進めます。

(出典:デジタル庁)
https://www.digital.go.jp/policies/gov_cloud/

(出典:Tmedia:アイティメディア株式会社)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2301/23/news022.html

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第1回トライサイエンスを開催しました。〜UOS九州支部の活動〜

2023年4月24日

2023年3月21日、福岡市立壱岐南公民館にてトライサイエンスを実施しました。
(公民館での呼称は、「おもしろサイエンス」)
『探査機を宇宙に送ろう』『ひみつの指令』の2つのプログラムを行いました。
コロナ禍の中、3度延期の初チャレンジでしたが、あいにくインフルエンザの影響で40名の募集に対し、
18名の実施となりました。
早速、次回開催の要望もいただき、有意義な開催となりました。

では早速、トライサイエンスの様子をレポートしていきたいと思います。

「探査機を宇宙に送ろう」では、「より遠くに飛ぶ風船ロケット」を目標に、子ども達が奮闘しました。

・実験台となる風船に、空気を入れて・・・

・より遠くに飛ぶ風船ロケットはどんな形でしょうか?自由な発想がたくさん出てきました。

・ついに、風船を飛ばす瞬間です!より遠くに飛ぶよう、ドキドキの瞬間です。

次に、「ひみつの指令を送ろう」では、コンピュータの指令方法をまねた実験をしました。
コンピュータの世界では、0と1の2種類の記号の組み合わせを使います。
お友達同士で指令を出し合い、図形が浮かび上がる様子に、驚きをもって取り組んでくれていました。

今後も、UOS九州支部では、「計画や段取りを考えて実験する楽しさやプログラミングの面白さを体験してもらう」ことを広めていきたいと考えております。
次回開催も計画しておりますので、ぜひ、ご家族、友人を誘って、参加してみてください。

最後に、UOS九州支部、今後の活動のご案内です。

・植樹、清掃活動(4月)
・使用済み切手収集活動(12月)
・募金活動(日本赤十字 福岡、赤い羽根共同募金)
・トライサイエンス(過去にはロボラボ教室)

【九州支部情報】
https://uos.jp/pub/index.php?type=Branch&cd=3

今後も、社会貢献活動を進めていきたいと思います。

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理系脳ってどんな脳?

2023年4月17日

今回はインフラサービスチーム・高野としての投稿となりますので
少々まじめでお堅い話となります。あらかじめご了承ください。

What if? / RANDOALL MUNROE / 吉田三知世=訳
2015年6月初版・早川書房
画像引用:
https://www.ted.com/talks/randall_munroe_comics_that_ask_what_if?embed=true&language=ja

突発的かつ空想的な一般人からの質問に、著者が論理的に回答したものを集めた本です。
全世界での発行部数は100万部以上で、某クイズ番組で赤いジャケットの芸人さんが絶賛したことで有名になった科学書籍です。
理系脳が必要となるエンジニアリングの世界で生きていこうと思っていますので、内容がわからなくても読むことが大切だと考えています。
今回はこの書籍をご紹介することで、理系脳とはどういうものなのかを、読んだ皆さんが少しでも理解してもらえたら嬉しいです。

寄せられている質問はこんな感じです。
・光速の90%の剛速球をバッターに投げたらどうなるか?
・人類総がかりでレーザーポインターで照らしたら月の色は変わる?
・どのくらい高い空から落とせば、その熱でステーキが焼けますか?
・星の王子さまがいたような小惑星がじっさいにあったら、居心地はどう?
・ヨーダのフォースパワーってどのくらいですか? ワットでいえば何ワット?
・深海底に穴をあけたら、海水が抜けるにつれて地図はどう変わる?
・Facebookユーザーのうち、死んだ人の数が生きてる人を追い越すのはいつ?

私はこの本を複数回読みましたが、まったく理解できていません。
理系脳を必要とするもので、文系脳を必要とする小説や詩集とはまったく性質が異なる本です。

野球のボールを光速で投げたらどうなるか?
光速の90パーセントの速さで投げられた野球のボールを打とうとしたら、どんなことが起こるのか?
どうやって投げるのか? そんな野暮なことは不問です。

打てるのか? 捕れるのか? なにが起こるのか?

ボールは時速約10億キロで飛んでいる(運動)。
空気中を何かが運動している場合、空気はその物体を避けるようにして、その周囲をぐるりと回って流れるのが普通だ。
しかし、このボールの前にある空気分子には、わきへよける時間がない。

ボールは分子に激突し、空気分子はボールの表面の分子と核融合するだろう。
衝突のたびに大量のガンマ線が放射され、核融合によって生じた粒子が周囲に散乱されるだろう。
もうすでにこのあたりで「何を言っているのか?」となりますが、理系脳を育むための試練と思い、このままお付き合いください。

ガンマ線と核融合生成物は、空気中の分子の原子核から電子を奪い去り、空気分子をずたずたに破壊しはじめる。
その結果として、球場内の空気は高温のプラズマと化し、膨張する。
空気との衝突で、ボールはほとんどあとかたもなくなる。
膨張するプラズマの雲(主に炭素、酸素、水素、窒素からなる)は、空気中を突進しながらどんどん核融合を引き起こす。
一番外側のX線の層が最初にバッターにぶつかり、続いて数ナノ秒後、核生成物微粒子の雲がぶつかるだろう。

ホームベースに到達するころ、プラズマ雲の中心は依然として光速にかなり近い速度で運動している。
最初にバットにぶつかり、続いて、バッター、ベース、キャッチャーが巻き込まれ、それらはすべて崩壊して微粒子となって、
バックネットをすり抜けてグラウンドの外へ飛び去る。
最外殻のX線層と超高温のプラズマは外側へ、かつ上側へと膨張し、バックネット、両チーム、観客席、そして近隣を飲み込んでいく。
ここまでが最初の1マイクロ秒に起こる。

火の玉が膨張したかと思うと、やがてキノコ雲になって空高く伸びていく。
そして、轟音とともに爆発が起こり、木々はずたずたに引き裂かれ、家屋は粉々に破壊される。
球場の1.5キロ以内にあるものはすべて潰え去り、周辺の市街地全体が猛火に包まれる。

このあたりで理解していきたいことは、運動の速さと核融合の関係性です。
宇宙からの隕石が大気圏に突入する際の火球現象は、今回と似たような理屈となります。
空気と衝突し、発光し、発熱し、運動する物質自体は燃え尽きます。

身近な事柄や現象の中には「難しい論理」や「複雑な理論」が溢れています。
日常の些細な出来事に目を向けることで、新たな発見や新鮮な気づきに出会えるかもしれません。

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今回は、NEXTシステムズの新しいサービスについてご紹介します!

2023年4月11日

4月になり各企業様では、新入社員の方々を迎えられ、フレッシュで明るく、更なる飛躍をとの雰囲気にあふれているかと思います。
新入社員の方々も、これからどういう社員になっていきたいかと胸躍る日々かと思います。
企業にとっても新入社員にとっても一番大事なのは、何事も基礎をしっかり学び取って頂くことです。全く初めての内容もあれば、知っている事がもっと深く知っていなければならない事だったり・・・・。社員として、社会人としてもっともっと自分を高めていっていただきたいと思います。

NEXTシステムズでは、社会人としての最初の扉である新入社員の研修事業に着手しました。これから各社の将来を担われる新入社員の方々の教育研修事業です。今回パートナー企業のGKI様の教育研修サービスを導入し、もっと、専門的にあるいはしっかりとしたカリキュラムで研修を、との企業様の思いを感じ取り、技術者や営業職、全員一律での受講やスキル別、4月以外の受講、個別指導クラスなどご希望に合わせたカリキュラムや中途入社の方々の研修もしっかり対応できるサービスとなっています。
また、助成金の活用についても、申請サポートをしていますので、面倒な内容もわかりやすくアドバイスを受けられ、助成金の活用に積極的に取り組むことできます。

早速、今年の参加者があり、初々しい中にも日ごとに顔つきがしっかりした感じに変わっていく様子がみうけられます。社員の育成、成長は会社の要です。素晴らしい人材を育てるべく、企業様と一緒に歩んでいきたいと思います。

・株式会社GKI
https://gkij.net/

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台湾への旅

2023年4月07日

皆様こんにちは。
前回のカナダへの旅はいかがでしたか??
今回は、台湾への旅の様子をご紹介します!
魅力あふれる台湾の街並みを一緒に探索しましょう!

台湾は、九州とほぼ同じくらいの面積を持つ小さな島国です。日本との時差は1時間。
中国大陸と南西諸島の間に位置しています。

私が訪れた町は、台北という町です。初めて台湾へ旅行に行く方はまず台北に行くというくらい有名な街ですね。
まず訪れたのは、千と千尋の神隠しの舞台ともいわれている「九份」。
真っ暗な夜の空に赤い提灯の明かりが幻想的ですね。確かに千と千尋の神隠しの湯屋を思い起こすような街並みでした。新型コロナが流行する前の九份は、人気な観光地だったため、かなりの人が写真を撮るために行列をなしていました。しかし、入り組んだ路地は日本にはない雰囲気で、散策するのがとても楽しかったです。

台湾と言えば、「お茶」が有名ですが、この建物でもお茶を頂けます。
先程の左側の写真の左下部に看板が見えますが、【阿妹茶樓】アーメイチャーロウというお茶屋さんです。お茶セットを注文し、しばし休憩。ここで、セットが運ばれてきました。店員さんがお茶の入れ方を実演しながら教えてくれました。驚いたのは、茶葉とお湯を入れた急須に蓋をすると、その上からさらにお湯をまわしかけていたことです。後で調べると、茶壷の温度を保つためだそうです。日本でよく飲まれる茶葉は適温が80度より低めと言われますが、台湾のお茶(烏龍茶)は熱湯で淹れることにより香りが引き立つんだそうです。お茶の入れ方一つで、文化の違いがあり面白いですね。
九份にはたくさんのお茶屋さんがありますので、是非気になるお店に訪れてみてください。

続いて訪れたのは「十分」。十分はレトロ感があるような情緒にあふれた街並みです。

ここではランタンに願い事を書き飛ばすことができます。数年前、なんて書いたかな、と写真を見ていると「日々成長」と書いてありますね。台湾っぽく漢字だけで書きたかったのか、本当に成長を願って書いたのかはわかりませんが(なんだか若い)・・・。そして、私と友人の日々成長の願いを込めたランタンは上空高く飛んでいきました。写真を見ると当時の雰囲気や匂いが蘇ってきました。

ランタンを飛ばした後は、少し散策を。十分は線路ぎりぎりのところにぎっしりお店が並んでおり、見るだけでも楽しかった記憶があります。思い出にと購入したのは、小さなランタンの形の置物。自分の名前を書いてもらいました。

続いてはグルメを紹介します。
台湾と言えば、やはりタピオカミルクティーではないでしょうか?
台湾のタピオカミルクティーは量が多くてとても安かった印象です。
日本円で200円ほどあれば大きいサイズのタピオカミルクティーを飲むことができます。
味もとってもおいしい!

続いては、小籠包。小籠包もどこで食べてもおいしかったです。台湾は外食文化な為、おいしいお店が多いのでしょうか。日本にもある鼎泰豊にも行きました。とてもおいしかったですが、かなり行列でした。また日本にも出店しているので、せっかくなら思い切ってローカルなお店に入ってみるのもいいかもしれません。

続いて、牛肉麺。牛肉麺とは名前の通り牛肉をベースにした麺です。私が食べた牛肉麵は甘辛いスープにつるつるの麺、ほろほろの牛肉が入ったものでしたが、塩味の牛骨ベースで澄んだスープのものもあるそうです。現地で食べ損ねて、後悔しています・・・。
この醬油ベースの牛肉麺は、「紅焼牛肉麺」と言うそうです。

そして最後にルーウェイ。皆様は滷味(ルーウェイ)という料理を聞いたことはありますか?私は台湾に行くまで知りませんでした。現地に住んでいる台湾人の友人が連れて行ってくれたのですが、台湾式の煮込み料理といったところでしょうか。初めて食べる方は注文が少し難しいかもしれません。かごに好き材料を入れ、店員さんに渡し煮込んでもらいます。台湾独特の香辛料の味。台湾だ!という味です。(八角の香りだと思います)お店によって煮込みのスープの味が異なるようですので、入念にリサーチしてから訪れてみてください。
すごくローカルな体験ができてうれしかったです。

最後にお土産に購入したパイナップルケーキです。
私が購入したのは、ホテルオークラプレステージで購入ができるものです。
パッケージが素敵でお土産に喜ばれること間違いなしです。お味もおいしかったです。
是非購入してみてください。

おわりに
台湾への旅いかがだったでしょうか?載せきれなかった夜市や寺院巡り等、台湾にはまだまだ魅力がたくさんです。是非訪れて、お気に入りのスポットや食べ物を見つけてみてくだ
い!ご覧いただきありがとうございました。

参考文献
工夫茶器を使った淹れ方/中国茶・台湾茶編
https://www.kosakaen.co.jp/original69.html

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青春〜自立・挑戦

2023年4月03日

当社のロゴ配色は、【青・赤・白・黒】、古代中国の陰陽五行思想に基づく季節の呼び名から、春を表す「青春:青」、夏を表す、「朱夏:赤」、秋を表す「白秋:白」、冬を表すのは「玄冬」ですが、「玄」は「黒」を意味します。
提供するサービスに、四季の情緒や豊かな感性を織り込めるような企業風土を作り上げてゆきたいと、「自立、挑戦:“青春”」/「成長:“朱夏”」/「成果:”白秋“」そして・・「感謝:黒冬」の意味をこめました。

さて、連日の好天にも恵まれ、桜も咲き誇り、春爛漫です。

本年からの新サービス、「新入社員研修(ハイブリッド・オンライン対応)」の受講者が今週から当社にて研修を開始します。自社の新人さんではなくとも新しい若者を迎え入れる喜びがふつふつと湧いてきます。

この研修は、当社パートナーである、株式会社GKIの法人向け研修サービスメニューの中の一つです。
「バランスの良いカリキュラム」、「初学者対応も充実」、をコンセプトとし、学習した知識や情報などを体系的に組み合わせ応用することで、問題を解決しながら業務を推進する、コンセプチュアルスキル(※1)の強化を目指し、社会人・SEに必要なビジネスマナー含む、ヒューマンスキル(※2)とテクニカルスキル双方を教育するカリキュラムです。

※1.コンセプチュアルスキル〜概念化能力とも言われ、抽象的な考えや物事の大枠を理解する力を持って、あらゆる事象の本質を理解して判断するための能力です。コンセプチュアルスキルは、組織に対して課題解決やリスク回避、イノベーション等をもたらすため重要な能力と言えます。

※2.ヒューマンスキル〜円滑な対人関係を築くスキルです。 アメリカのハーバード大学教授のロバート・カッツ氏によって提唱されました。 ヒューマンスキルには、相手の気持ちへの理解や物事を的確に伝えるといった技術が含まれます。

(引用)
https://smartcompany.jp/column/human-skill/
https://aircourse.com/jinsapo/conceptual_skills.html

春を迎え、大きな希望や新たなモチベーション、みずみずしいインスピレーションを持った若いエンジニアの卵がまた社会に登場します。新しい時代のエンジニアを目指す若いみなさんには、まさに、青春(〜自立・挑戦)という季節。
年明けからさらに拍車がかかった、AI開発の競争の時代ですが、シンIT時代のエンジニアとしての才能を存分に開花させていってほしいと願っています。

株式会社GKIの研修サービスメニューはこちらを↓↓↓↓↓参照下さい。
ご不明な点は、「NEXTシステムズサービスデスク」までお気軽にご連絡ください。

新入社員研修(ハイブリッド・オンライン対応)
https://gkij.net/corporate/newcomer-training/

デジタル時代を見据えた中堅・中小企業向け支援
〜DX(MX)を支える 企業変革支援/STEP〜
https://gkij.net/corporate/dxtraining/

ITソリューション営業クラス 札幌・東京ハイブリット
https://gkij.net/corporate/newcomer-training/sapporoitsolution/
https://gkij.net/corporate/newcomer-training/tokyosolution/

個別指導研修(ハイブリット・オンライン対応)
〜Webアプリケーションエンジニア 各種言語対応〜
https://gkij.net/corporate/mid-career_class/

(当社では、以下に掲げるビジョン実現を目指したサービス提供を行っています。)

わたしたち、NEXTシステムズは、
1.ITサービスプラットフォーム企業を目指し、社会から信頼され必要とされる企業となります。
2.オープンソースやオープンデータを駆使し、世界とつながりながら自分たちのサービスを作り、ITサービスを通じて地域社会に貢献します。
3.次世代の育成に積極的にあたり、ITで福岡を盛り上げアカデミックでサイエンスな街にします。

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