サービス開発チームの濵本です。
皆さんも、過去にいろいろ勉強し、現在も勉強されていると思いますが、私が前々から悩んでいた、勉強をする時の「蛍光ペンの使い方」を、調べてみました。(今回は、軽い題材で…。)
<経緯>
・学生時代、記憶するのが苦手で、苦痛だったのですが、赤ペンや蛍光ペンを使って覚えようとしても、どうしても引き過ぎて、うまく行きませんでした。そういえば、中学までは、ペンを使わないで、「教科書をただ眺めていただけ」で、テストが出来たような気がします。
・テレビやネットでも、ペンでマーキングすると、「引くことに満足して、記憶できていない」と言う話も聞くので、改めてネットで調べてみました。
<ネット情報の抜粋>
■情報①(参照:https://studyhacker.net/highlighter-and-sticky)
蛍光ペンの「太字と細字」を使い分ける
テキストの紙面が蛍光ペンのラインだらけになったりカラフルになりすぎたりして、本当に重要な箇所がわからなくなりがちな人は、蛍光ペンは1色に統一し、太いほうと細いほうを使い分けながら線を引いてみましょう。
資格コンサルタントで勉強法に関する著書を数多くもつ高島徹治氏は、重要箇所に蛍光ペンで線を引くメリットとして「記憶をつかさどる脳の海馬と前頭前野に刺激を与えて、記憶効果を高めることができる」点を挙げています。ただし、次のように蛍光ペンでマーキングしている人は、その効果を得られないかもしれません。
・一読めからマーキングしている
・2色以上使っている
・重要単語だけマーキングしている
脳神経外科医の築山節氏いわく、初めてテキストを読んでいる最中にはマーキングしないほうがよいとのこと。重要なところがまだ見極められていないからです。脳に「記憶すべき重要な情報」と認識させるには、2回3回と繰り返し読んで本当に覚えるべき内容を見定めてから線を引くことが効果的なのだそう。
また築山氏は、色分けのルールをきちんと決めることなく、多くの色を使ってはいけないと伝えています。というのも、何色を使うかいちいち考えていたら、集中力が妨げられるからです。いままで勉強してきたなかで「ピンクにすべきか、青にすべきか」と迷ったことがある人や、いろんな色でマーキングしていたがテキストの内容が頭に入ってこなかった経験のある人は、思いきってマーキング用の蛍光ペンは1色で統一しましょう。
加えて高島氏は、重要単語だけ線を引く「キーワード方式」というマーキング方法はよくないと言います。単語にしか線を引かないと、復習のときに「どういう意味なのだろう」「どうして重要なのだろう」というように、内容を思い出しにくくなるからです。
そこで高島氏がすすめるのが、重要な文章全体に線を引く「キーセンテンス方式」です。キーセンテンス方式ならマーキングした箇所だけ読めば文章の全体像をつかめるので、効率的に勉強できるとのこと。さらに蛍光ペンの太字側・細字側両方を活用して「単語を太ペン」「単語を説明する文章を細ペン」にすると、重要語句が引き立ってよりよいキーセンテンス方式のマーキングができるそうですよ。太字と細字の使い分け方は、たとえば下記の例を参考にしてみてください。
- 大事なことは「黄色の蛍光ペン」で書く
「ここは大事なところだ!」と赤ペンでマークしておいたのに、なかなか覚えられない……。そういうことがよくあるなら、赤ペンではなく黄色の蛍光ペンで書いてみてはどうでしょう。『東大合格生のノートはかならず美しい』の著者である太田あや氏によると、東大生のなかには「大事なことを黄色の蛍光ペンで書く」人がいるのだそう。
黄色の蛍光ペンは、ほかの色と比べて色が薄いのが特徴で、文字を書いても読みにくくなってしまいますよね。だからこそ、黄色の蛍光ペンで書かれた文字は、目を凝らして頑張って見ようとするはず。それが、記憶の強化につながると太田氏は述べます。先述のように、脳は重要な情報を記憶しやすいという性質があるため、一生懸命見ようとすると海馬や前頭前野が重要だと認識して、記憶に残りやすくなるのです。
重要語句や頻出単語など自分が覚えたい単語をノートに記録する際は、黄色の蛍光ペンを使ってみてはいかがでしょうか。
■情報②(参照:https://www.thg.co.jp/douyo/study/linemaker_using/)
蛍光ペンを使うときには、あとから復習に使う重要な部分と読み飛ばしてもいい部分を見極め、限られた部分にのみラインを引いていきましょう。ラインを引いた場所を読むだけでそのページに書かれていることの要点がつかめるというのが、ベストな蛍光ペンの使い方といえます。
- 重要語句と文章に分けてラインを引く
解説文が載っているようなテキストであれば、試験に出題されるような重要語句には赤系などの目立つ色でラインを引きましょう。その語句を説明する文章や、記述式のテストに出題されそうな範囲には、別の色でラインを引いていきます。
文章にラインを引くときには、できるだけラインのついた範囲が短くなるよう意識してみましょう。こうすることで、より重要な部分のみを際立たせることができます。
- 教わったことと重要そうなことに分けてラインを引く
授業や講義で使うテキストにラインを引くときには、先生が重要項目として説明した部分と、自分が重要と感じた部分とを色分けしてラインを引きましょう。色分けをしておけば、あとからラインの色を見たときになぜその部分をマークしたかすぐに把握できます。
- 問題提起とその答えに分けてラインを引く
テキストの中で問題提起をしている部分に1色目を、その解説部分に2色目を引くという方法もあります。この方法でラインを引いておくと、テキストをそのまま問題集のようなイメージで活用することができるようになります。
<まとめ>
皆さんには当たり前の話しかもしれませんが、私は今後、以下の方法で試してみようと思います。
①失敗してもやり直せるように、使う蛍光ペンは、消せるペンを使います。
②マーキング用の蛍光ペンは1色で統一します。
③重要単語は塗りつぶして、説明文には下線を引きます。
④線を引くのは、読み直してからにします。
⇒上記を踏まえた上で、特に大切なのは、「引きっぱなしではなく、一度は復習をする」事だと思いました。
頑張りましょう!
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