NEXTシステムズ

あらためて「NEXTシステムズ」について、NEXTシステムズのこれまで、今、そして、これから。 (その5)戦略の基盤「パートナシップ2(オープンソース)」

NEXTシステムズのこれまで、今、そして、これから。

(その5)戦略の基盤「パートナシップ2(オープンソース)」

毎回書いていますが、当社では、以下のミッションを掲げています。

(1)ITサービスプラットフォーム企業となり、地域・社会に貢献すること。
(2)オープンソースやオープンデータで自らのサービスを作り、地域社会に貢献すること。
(3)次世代の育成に積極的にあたり、ITで福岡を盛り上げ、アカデミックでサイエンスな街づくりに貢献すること。

このミッションに取り組むにあたり、「プラットフォーム」を「クラウドサービス」や「ITサービスの仕組み」とし、前回は「さくらインターネット」さんをご紹介しましたが、今回は、「オープンソース」(オープンソースとは)を使ったサービスを展開しているパートナー、
・かもめエンジニアリング様:https://kamome-e.com/
・シンキングリード様:https://www.thinkingreed.co.jp/
をご紹介します。

かもめエンジニアリングさんの得意分野は、セキュリティの基盤となる「ユーザー認証」の分野です。

ご存知のように、ITシステムやインターネットでは、通信している相手が本人かどうかを確認するためにIDとパスワードを利用して、パソコンなどの情報機器や、インターネット上のサービスを利用する際に、許可された者であるかを識別し、本人を確認するための認証と呼ばれる方法がとられます。こうした認証では、利用者を識別する情報と、それを確認する情報を組み合わせで行われます。利用者を識別する情報には、IDが一般的に使用されます。IDとは、一人ひとりの利用者を区別するために割り振る名前です。そしてさらに、IDと組み合わせて確認する情報として、パスワードが使用されます。パスワードとは、そのIDを割り振られた本人を確認するための符号に当たる情報です。
(総務省参考情報:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/basic/privacy/01-1.html

かもめエンジニアリングさんでは、こうしたセキュリティ上、重要な基盤を担う認証システムを、オープンソースにて実現するソリューションを提供されています。(https://solution.kamome-e.com

そして、シンキングリードさんでは、
「顧客接点のデジタル化」、「顧客起点業務のデジタル化」という二つのテーマを持って、お客様のDX化の支援を進める中で、顧客管理システムである「CRM(カスタマリレーションシップマネジメント)」と呼ばれる分野の仕組みを、オープンソースにて提供をされています。こちらでは、カスタマーポータル(顧客専用ポータル)の構築を中心にCRMの機能を活かし、今まで対面、電話、FAX、eメールとアナログかつバラバラに行われていた顧客接点自体をデジタル化していきます。業務効率を向上させ且つ、顧客満足度、生涯価値向上に繋げます。こちらもこのシステムをオープンソースにて提供されています。

いずれの会社さんも当社とは、オープンソース繋がりということで、パートナーシップを結んで頂いていますが私はこちらの2社さんを含めオープンソースを活用したビジネスを展開されている企業を大変尊敬しています。

というのも、海外で開発されたシステムを、自らの力で日本語化したり、お客様向けにカスタマイズしたりと自主的な意思と技術力においてビジネスを展開されているからです。これはかつて、「トヨタ自動車」の創業者、豊田喜一郎氏が、自動車業界の欧米からの資本参入に危機認識を持ち、自動車事業を立ち上げられたましたが、同様に海外製品が席巻するIT業界において、海外製のオープンソースを参考・活用して自主性のある製品づくり、サービスづくりをされているところに大いに共感をしているからです。

(出典:トヨタ自動車HP)

「第1節 日本の自動車市場第2項 フォード社、ゼネラルモーターズ社の組立生産」
https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/text/taking_on_the_automotive_business/chapter2/section1/item2.html

「第2節 自動車試作第1項 自動車製作部門の設置」
https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/text/taking_on_the_automotive_business/chapter2/section2/item1.html

当社もこうした皆さんのお手を借りながら、オープンソースを活用したサービス提供ができる体制づくりを進めています。次回は教育分野でのパートナーシップについてお届けします。

今回も最後までお読み頂きありがとうございます。

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