皆さんこんにちは!
サービスデスクチームの森島です。
前回、前々回とアルテミス計画の概要についてお話しましたが、引き続き宇宙に関するお話をしていきます!
今回は、金沢県羽咋市にある【宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋】を訪れた際のレポートをしていきます!
<宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋とは?>
コスモアイル羽咋は、金沢県羽咋市にある宇宙科学博物館です。
このコスモアイル羽咋では、宇宙船の展示やローバーを見ることができます。
ここに展示されている宇宙船は、NASAやロシアに協力してもらい貸し出された本物の宇宙船です。レプリカでない宇宙船を見ることができるのは、なかなか貴重ではないでしょうか。
コスモアイル羽咋がある羽咋市、実はUFOの町としても知られています。
古文書に羽咋地方に「そうはちばん」と呼ばれる空飛ぶ謎の飛行物体に関する記述があることがきっかけで、UFOで町おこしをしました。
<ホンモノの宇宙船>
早速展示室の様子をお伝えしていきます。
おっと!展示室に向かおうとしたら、宇宙人のサンダーくんが座っていました。(びっくりしました・・・)
サンダーくんを横目に展示室へ向かいます。
展示室の中は薄暗く宇宙空間をイメージしています。
入口からすぐのところに展示されてあるのは、「マーキュリー宇宙船」です。
アメリカが開発した最初の有人宇宙船です。円錐の形は、打ち上げの空気抵抗が小さく帰還の際は、底部から降りることで減速しやすいため効率が良い形とされたそうです。間近で宇宙船が見られることに、わくわくしてしまいますね!
続いては、「ヴォストーク宇宙カプセル」です。
なんと、この展示室で見ることができる「ヴォストーク宇宙カプセル」は実際に飛行し宇宙から帰還した本物の機体です。
写真から見てわかるように、機体に焦げ跡が残っています。
これは、大気圏への再突入の際の圧縮熱によってついた焦げ跡です。
目の前の宇宙カプセルが実際に宇宙を旅してきたもの、と思うと感激しました。
そして、月面・火星用のローバー「ルナ・マーズローバー」です。
このローバーは、火星や月面の走行を想定して制作された実験用のプロトタイプ車です。
実用段階に至るまで何度も実験がなされた本物の機体だそうです。分厚い宇宙服を着ても運転しやすい工夫がされています
さらに、「船外活動用の宇宙服」。アポロ17号で使用されたモデルのレプリカが展示されています。外側の素材は、実物と全く同じものを使用しているとのことです。宇宙空間では、太陽の紫外線を目に直接浴びてしまうと10分で失明してしまうため、紫外線を遮断することができる「純金」が張り付けてあるそうです。
展示物を抜粋して、ご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
今回ご紹介したもの以外にもエンジンや、月の土、通信衛星といった展示物が展示されてあります。ぜひ足を運んで、「ホンモノ」を見に行ってみてください。
<おわりに>
コスモアイル羽咋では、人類の宇宙への軌跡を間近で見ることができ、大変貴重な展示物が多く展示されていました。また、館内にあるシアターでは宇宙に関する番組が上映されており、宇宙への理解を深めることができます。帰りには、宇宙グッズを販売している売店もあるので、お土産の購入もばっちりです!
金沢を訪れた際は、是非コスモアイル羽咋も訪れてみてください。
ご覧いただきありがとうございました!
参照
宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋
http://www.hakui.ne.jp/ufo/index.html
52億円かけて宇宙博物館をド田舎に建てた「元・公務員」の目つきを見て
https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/dango33
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