猛暑の8月が終わり、ようやく気温が下がってきました。秋の感じが少しずつ出てきました。収穫の秋、学びの秋です。当社では、今年度「全員でお客様のことを考え、全社をあげてサービスを提供する(お客様満足や付加価値を全員で考える)」とした基本方針をもとに、
1.業務委託SES事業を中心とした事業
2.スキルアップのための学び
を推進してきました。各社員のみんなが、顧客支援業務の側らで、クラウド技術の取り込みやブログによる発信などで研鑽を続けています。リスキリングや更なる学びの重要性があちこちで言われますが、こうした地道な取り組みがお客様へ貢献する業務の糧となり、ひいては自らのスキルアップにつながると強く信じています。地道な取り組みは大変ですが続けることが力をつけるただ一つの道と、この頃あらためて感じているところです。
さて、収穫の秋ということで会社としての収穫を考えてみました。当社は昨年より、「クラウド&オープンソース」というコンセプトで、パートナーである“さくらインターネット”さんと、自社サービスの開発に取り組んできました。こちらも地道な活動で、まだ収穫というところまではいっていませんが、少しずつ形になってきましたので途中経過をご報告したいと思います。
サービス化に取り組んでいるのは「プライベートSNS構築サービス」です。プライベートSNS構築を簡単にいうと、自社のセキュリティ基準の自社サーバーにLINEやメッセンジャー等のようなSNSの仕組みを作るものです。
(参照サイト):https://saasbank.jp/blog/20230629_closedsns/
この「プライベートSNS」は、大学や公的団体、公的なコミュニティなどにお薦めするもので、「さくらのクラウド」などのクラウドコンピューティングを利用して、自社の仮想サーバーを準備し、自社運用をすることで自社のセキュリティ基準をクリアすることができます。
現在は、可用性を高めるためコンテナ型のアプリケーション実行環境(仮想サーバーの種類:https://aiacademy.jp/media/?p=1106)の研究環境に取り掛かっています。
8月現在のコンテナ型のアプリケーション実行環境の研究イメージ
さくらインターネットさんをはじめ、さまざまな外部の方のサポートを受けながら秋の収穫となるように日々地道な取り組みを続けています。
(参照サイト)
さくらのクラウド:https://cloud.sakura.ad.jp
さくらインターネットコンテナ技術:https://knowledge.sakura.ad.jp/20955/
Mattemostとは:https://saasbank.jp/ranking/mattermost/