レッスン・学び

リベラルアーツ入門②

NEXTブログをご覧の皆様、NEXTシステムズのITサービス事業部サービス開発チームの田中です。

前回より「リベラルアーツ入門」シリーズをお届けしております。

今回はリベラルアーツにおける、自由七科について掘り下げてご説明していきたいと思います。

リベラルアーツの自由七科目をおさらい
前回の記事では、“リベラルアーツとは、古代ギリシャ時代・ローマ時代に起源を持つ、自由人が学ぶべき「自由七科」という科目”と解説しました。
自由七科は「文法学」「修辞学」「論理学」の三学(トリウィウム)と、
「算術」「幾何学」「天文学」「音楽」の四科(クワドリウィウム)の「三学四科」に分かれており、
三学は基礎学問、四科は上級学問として、現代での「文系」「理系」「芸術系」のように区分されていました。
(原型は古代ギリシャの哲学者プラトンらが推奨してきた教育法とされています、哲学シリーズを執筆する機会があればご紹介します)

文法学とは
文法学では「古代ギリシャ語」「ラテン語」を学びます。
古代ギリシャでは政策を決定するための議会で、自分の考えを「話すこと」、相手の言葉を「聞いて理解すること」が求められました。それには「言葉」と言葉が持つ「パターン」を理解してアウトプットすることが必要でした。
現代の日本でも、学生時代から「国語」や「英語」で読み書きを学びますね。

修辞学とは
修辞学では、文法学で学んだ言葉を使って相手と、理解・納得を得るための「弁論術」として教えられていました。
聴衆を説得・扇動・共感を得るための身振りや発声法、効果的な言葉の選び方といった、
言うなればプレゼンやスピーチの技術を習得するための学問だったようです。

論理学とは
論理学は古代ギリシャの哲学者:アリストテレスの「三段論法」から体系化された学問です。
三段論法 二つの「前提」から一つの「結論」を導く推論のこと

例)「すべてのBは、Aである」「すべてのCはBである」「ゆえに、すべてのCはAである」

言葉を組み立て誤った認識や記述を取り除き、真の解を導き出す技術として学ばれていました。

あとがき
今回は、リベラルアーツの自由七科から基礎三学(文法学、修辞学、論理学)を解説しました。
記事執筆中に素敵な詩を見つけたので載せておきます。

“文法は語り,弁証は真理を教え,修辞は言葉を飾る,音楽は歌い,算術は数え,幾何は測り,天文は星を学ぶ”

「星を学ぶ」、過去も現代も、みんな星空を見上げて、物思いに耽ることがあったのかなぁと、何だかロマンを感じました。
次回は、自由七科の上級四科について解説していきたいと思います。
それでは皆様、ご覧いただきありがとうございました。

参考文献

リベラルアーツの学び方 著者:瀬木 比呂志 出版:ディスカヴァー・レボリューションズ
https://honto.jp/netstore/pd-book_27156511.html

リベラルアーツとは何か その歴史的系譜 著者:大口 邦雄 出版:さんこう社
https://honto.jp/netstore/pd-book_26266205.html

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